2008年のリーマンショック前に、FXをやってました。結果は最後に300万円以上の証拠金がロスカットで一瞬で飛んだように記憶しています。その前に儲けた分も証拠金に積んでましたから、差引で160万円くらいの損失を出して取引を終了したような記憶です。
当時は、レバレッジ400倍の取引だったと思いますので、凄い金額の取引をしていたのだと思います。
最後は売りのポジションばっかりで外貨が円に対して急騰した状況でしたので、今のレバレッジ規制25倍ならば当然持ちこたえられて、その後の急激な円高で大儲けだったんですね。
取引のやり方は何も頭を使わない、逆ばりです。
わかりやすくドルで説明します。注文の刻みは下の説明では、1円刻みですが、証拠金の金額によって0.5円刻みだったり、0.1円刻みだったりします。最後に大きくやっていた時は0.05円刻みで取引していました。
今1ドル100円だとします。どちらに動くかわかりませんよね。
101円の売りと99円の買い注文を出します。
101円になったとします。102円の注文を出します。
こういう感じで、円安になったらドルを売り上がる、円高になったらドルを買い下がる取引をします。
永遠に上がり続けることはないので、かならず反転します。
そのとき反対売買をして利益を出すと同時に、今度は買い下がっていきます。
この繰り返しです。
1円利益が出たら自動売買で利益確定するように自動注文を出していました。
ただし永遠に上がり続けたり、下がり続けた場合は塩漬けです。追証をつぎ込むか、どこかで損切りをするしかありません。
上がったり下がったりで、利益は蓄積されるので、その他の通貨で取引を続けます。
はい、この取引のやり方は、お金がたくさんあれば必ず儲かるのですが、普通はどこかで資金がショートします。
株でも基本的に同じなんですがね。
実際のところなぜやめたかというと、FXはほぼ24時間どこかの市場が開いているので、眠れないのです。うっかり寝てしまったら、起きたら山のようなロスカットのメールがというのが、ほとんどでした。たいてい、ヨーロッパ市場がクローズして、ニューヨーク市場が開くと急激に相場が動くということが多かったです。逆に日本市場は前日の欧米の相場の流れからそんなに変化がないので、昼夜逆転の生活の方がよいのかもしれません。しかし相場はどこで動くかわからないのでけっきょく眠れないのです。
posted by bonjin at 18:50|
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