僕の入社した「下電タクシー」の求人広告の給与のところには、月給27万〜40万位可と掲載されていました。
27万円というのは、月の売上53万円(税抜き)を達成した時の金額です。この金額に売上が足りないと、給与は減っていきます。
同じ時間タクシーに乗っているわけですから、条件はみんな同じです。この辺は営業マンと同じかもしれませんが、タクシードライバーは、給与が売上に直結しています。
岡山市のタクシー料金は以下のとおりです。
【小型】
基本料金:最初の892mまで470円
以後:304mで80円
時間運賃:1分50秒で80円(停車時および時速10キロ以下の走行時間)
【中型】
基本料金:最初の938mまで480円
以後:281mで80円
時間運賃:1分45秒で80円(停車時および時速10キロ以下の走行時間)
営業所を出て、すぐにお客さんが乗って、300キロ走り続けて、約8万円です。運輸省の規定でタクシードライバーの1日の走行距離は、隔日勤務の場合は350キロだそうです。仮に制限いっぱい走り続けても売上は10万円です。走行距離に対してお客さんを乗せて走る割合のことを実車率といいます。実車率50%以上だと効率的な数字だと言われますが、実車率100%というのは、実際にはありあない数字です。
ということで、1ヶ月の限界売上は約120万円、1年で1500万円弱です。60%がお給料になるとして、最高900万円です。
首都圏と、個人タクシーを除くタクシードライバーで、年収1000万プレイヤーはいないのではと思います。
過去サラリーマンや自営業で年収1000万以上稼いだことのある方にとっては収入面では夢がない仕事かもしれません。
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オレ様。ソコソコそれなりに稼げちゃう本業に魅力を無くし目標を見失ってます。。
骨の有る客もさぱぁ〜しの、おりこうさんばかりで難なくなって、つまらない毎日です。。
今や完全予約制を貫いてもオーダーに困る事無く、暇つぶしにクソガキと飲んでもつまらない毎日です。。
胡椒を振り掛けないラーメンみたい。。
ガチャ切りするのも面倒だから、受付時間過ぎたら着信しない設定しちゃったらか、なおさらかなぁ。。
暗中模索の毎日っす。。。