2014年08月02日

軽自動車ホームレス(北帰行・4日目)〜ラヴィを北海道へ連れて行ってあげます〜


まずは、昨日の続きです。

「道の駅 はわい」に夕方到着して、道の駅のすぐそばにある、東郷池が見える丘にラヴィとカールで登りました。
道の駅 はわいから東郷池.jpg

展望台に着いてからラヴィを抱いたままカールに見せると、いつものようにラヴィにちょっかいをだしたのですが、ラヴィの反応がないことにすぐ気付きました。このときカールはすべてを理解したようです。その後は僕と同じく、カールもラヴィの死をすぐには受けいられなかったのです。

車に戻ってラヴィの毛についた草とか葉っぱの小さいのとかとってあげて綺麗にしてあげました。すると鼻から出血が・・たぶん内蔵のどこかから出血しているのでしょう。ラヴィはギリギリまで頑張ったんだ。テッシュを1ミリくらいに小さくまるめて鼻に詰めてあげました。途中出血が止まるまで何度もテッシュを交換しました。血が付いた毛も拭いて綺麗にしてあげました。

23時頃「道の駅 はわい」を出発して、ラヴィを膝の上に寝かせたまま、東に車を走らせました。この時には、僕の心の中でラヴィの天国への送り方は決まっていました。夜明け前にラヴィを誰にも近づけないような所に眠らせてあげようと(どこに、どうするかは、ここには書きません)、そして、その後はカールと旅を続けようと心の中で決めていました。

国道9号線バイパスを東に向かって走って「鳥取自動車道・姫路・岡山方面」の標識が見えた瞬間に、僕の今まで考えていたラヴィの天国への送り方が頭の中から吹っ飛びました。東にまっすぐ進む予定でしたが、瞬時に「鳥取自動車道・姫路・岡山方面」の右折車線に車線変更していました。


鳥取自動車道に入って、1日目に宿泊した「道の駅 清流茶屋 かわはら」にあるファミリーマートで、ロックアイス3袋、ブロックアイス2個を買いました。助手席に氷のベッドを作って寝かせてあげました。僕の膝の上のラヴィは、また目が覚めるんじゃないかと思うくらい暖かくて、このまま膝の上に乗せたままだと時間の経過とともにラヴィが変わり果てた姿になっちゃうからです。

その後は、1日目に通った道を岡山に向かって車を走らせました。車のエアコンの風は、ラヴィの方に向けて全開です。かなり寒いくらいでしたが、そんなの気にしていてはラヴィに申し訳ないです。途中何度も車を止めてカールを外に出して散歩させようとしましたが、カールは家から出てきません。いつもだとリードを見せるだけで首を出して来るのに、家の中にこもったままです。ラヴィといっしょに、もう外で遊べないことがわかっているようです。

岡山県に入って、備前ICから山陽自動車道に入りました。ブルーラインを通って岡山へ向かわなかったのは、早く岡山の家に到着したかったのと、去年の秋にブルーラインにある2カ所の道の駅にラヴィとカールと3人で立ち寄った思い出がよみがえりそうだったからです。

午前4時過ぎに岡山の家に到着しました。部屋に移動して氷のベッドで眠るラヴィです。

「なんで目が覚めないだよ〜ラヴィ!」

ラヴィ寝顔.jpg

ネットで調べて、ラヴィを火葬してくれるところが2カ所ありました。受付は午前8時からです。母といっしょにラヴィを送り出してあげようと思って、6時前に母に電話したら、起きてました。たまたまエアコンつけっぱなしで寝て寒くて目が覚めたそうです。

カールは、眠っているラヴィに近づこうとしません。無理矢理近づけてもすぐ逃げてしまいます。カールもまだラヴィの死を受け入れられないのだと思います。

午前11時過ぎラヴィは、小さな湯のみ茶碗くらいの骨壺に入って家に戻ってきました。母に「これからどうするの?」と聞かれても、まだ何も考えられません。いつ眠ったのかわかりませんが、夕方、母の電話で目覚めました。

岡山に着いてから、涙か止まりません。こんなにすぐ泣けるのは何十年振りなのか思い出せません。

はやく、ラヴィを北海道へ連れて行ってあげたい。札幌の家の近くの公園デビューした場所にをもう一度見せてあげたい、そんな想いでいっぱいです。

結論は、「軽自動車ホームレス」なんてタイトルつけながら反則技です。

8月5日午前1時敦賀港出航の新日本海フェリーを予約しました。同日20時30分に苫小牧港に到着します。8月6日にはラヴィは生まれ故郷の札幌の地を踏むことができます。

正直、陸路で車を走らせて北へ向かうと、東北まで昨年秋3人で立ち寄った場所をすべて避けて通ることはできません。その場所を通過するたびにラヴィが元気だったときのことを思い出してしまいそうです。まだ、笑って「去年の秋も楽しかったね!」なんてカールと旅を楽しむことなんてできないと思います。ラヴィに笑われそうだけど感傷的になってウルウルしちゃいそうです。

敦賀までの陸路ならば、ほとんど3人でいっしょに過ごした場所を通らないで行くことができます。


僕の中では、1人と2匹、もしくは1人と1匹と1羽ではなく、あくまでも、僕とラヴィとカールの3人なんです。



posted by bonjin at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 軽自動車ホームレス
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