昨夜、中山峠を越えてからというもの、さすがに北海道、冬が日々近づいて来るのを実感する寒さです。暖房なしで車の中で寝たのですが、寒くてなかなか寝つかれません。
じつは。こっち方面に来たのは、虻田湾とか、周辺の漁港で釣りでもしながら、のんびりと苫小牧まで行ってフェリーに乗ろうと思ってたんです。しかし、この寒さで根性なくして、今日(10月9日)の秋田行きフェリーを車の中で寝る前に予約しました。
朝起きて、さすがに寒くて車のエンジンをかけて暖房を入れて身体を暖めてからじゃないと外に出れませんでした。一昨日(7日)本州では真夏日だったのが嘘のようです。こちらは、その半分の15℃です。
道の駅「だて歴史の杜」、朝から雨です

今日は、あまり寄り道しないで、早めに苫小牧のフェリーターミナルへ行きましょう。まず通過地点の室蘭です。1970年代は15万人以上あった人口も、今では10万を切っています。室蘭湾が天然の良港で栄えた街です。小樽とともに港町のいい雰囲気を出しているのに残念です。太平洋側には、イタンキ浜や地球岬と海好きには素晴らしい景観が広がってます。
室蘭湾をまたぐ「白鳥大橋」(鳩山由紀夫さんの唯一の功績?)2年前に撮影した写真です。

タラコで有名な虎杖浜というのは登別にあります。国道沿いは海産物の店がたくさん並んでいます。白老に近づくと、車を止めずにはいられない巨大な・・・・

社台グループの白老ファームです。社台というのは、この地の地名で、すぐそばに社台川が流れています。国道の両側が白老ファームです。この地で、三冠馬のオルフェーブルは生まれ育ちました。

道路沿いの放牧場に、今年生まれた子馬と母馬、近づくと道路の方まで寄ってきてくれました。

反対側の牧場の背景は、樽前山です。溶岩ドームがにょっきり!

午前11時前に、苫小牧市内に入りました。今までなぜかこの辺を通過するのが月曜日ばかりで、定休日が月曜日で行く事のできなかった、あの「ドデカチャーシュー」の「味の一龍」
店の外観です。ちょっとあやしい雰囲気がただよいます。

店の外にあるメニューです。

ジャンボチャーシュー麺(1150円)を注文して、その度肝を抜かれるのが、お決まりのようですが、とうてい食べきれる訳ないので、普通に醤油ラーメンに、ジャンボチャーシューを1枚トッピングしてもらいました。
1枚200グラムに偽り無しです。肉がスープを吸うとさらにボリューム感いっぱいになるので、大食い系のチャレンジャーは、先にチャーシューを食べないとギブアップします。右の普通のチャーシューも普通の店の4倍くらいの厚さです。

店のご主人が、食べきれなかったらお持ち帰り出来ますよ!と言っていたので、食べながら考えていたんです。実は醤油ラーメンに1枚ジャンボチャーシューをトッピングした方が高いか同じくらいの値段じゃないかと。
お会計は、910円でした。10円はいいよ!との粋なはからいで、900円でごちそうさまでした。内訳は醤油ラーメン580円、トッピングのジャンボチャーシュー330円です。2枚トッピングするとジャンボチャーシュー麺1150円より高くなります。
店舗データ 味の一龍
苫小牧市しらかば町3丁目31-19
0144-73-0751
営業時間 10:30〜21:30
休日 月曜休 (月曜が祝日と第四月曜日は営業)
車じゃない場合は、JR糸井駅(苫小牧の2つ室蘭寄り)から歩いて行けない距離じゃない(約1キロ)
ということで、北海道最後の晩餐は、ジャンボチャーシューでした。
途中、イオンで少し買い物をして、道の駅「ウトナイ湖」へ、ここも雨なので結局、フェリー埠頭へ向かう事にしました。

途中、ガソリン給油、札幌市内も100キロ近く走っているので、380キロで19リットル給油と、20キロ/リッター。そんなに荷物の重量の影響はないみたいです。
午後2時頃フェリー埠頭到着。あいにくの雨、港で釣り糸たらそうと思っていましたが残念です。

向かいが、厚真火力発電所です。

本日乗船する、フェリーしらかば。19時30分出航で、秋田には翌朝7時45分に到着します。

なんとか乗船前に、アップできました。