2013年09月16日
ハイブリッドカーのデメリット
昔の燃費表示は、60キロ定地走行燃費といって、時速60キロでずーっと走った時の燃費を表示していました。信号のないところで、アクセル一定で走ると達成出来るかもしれない究極の燃費ですね。
今の燃費表示は、エンジンかけて加速して減速してといろいろなパターンを組み合わせた数値です。これは、減速した時に充電して、再度加速する時にその電気エネルギーを使えるハイブリッドカーには有利な測定法です。しかし、この測定法とまったく同じパターンで走ることはありえないので、カタログの燃費を下回ることがほとんどです。
ハイブリッドカーは、60キロの定速で走り続けると、充電することはできないので、ガソリンを使い続けなければ走る事はできません。充電池に残っている電気で走るとあっという間に充電池はからっぽになります。仮に充電したとしても、無駄なガソリンを消費していることになります。
それに、ガソリンエンジンだけで走っているということは、充電池やモーターはただの荷物で、さらに燃費を悪くする原因になります。
ハイブリッドカーというのは、ゴーストップの多い都会では有利ですが、信号のほとんどない地方では、燃費よくなりません。
僕のミラバンはカタログ表示の燃費より、いい燃費を記録する事もあります。
ハイブリッドカーは、峠の頂上でガソリンを給油して下るだけの条件のような走り方をしない限り、カタログ数値の燃費を超えることはないと思います。
僕のミラバンで同じ事をしたら、たぶん1リットルで50キロ以上走るんじゃないかと思います。